マルセン財団

第16回マルセンスポーツ文化賞

マルセン特別賞

平林金属男子ソフトボールクラブ
平成14年創部以来、平成20年日本リーグ決勝トーナメント初優勝を初め、数々の好成績を収め西日本リーグ4連覇、チーム初となる国内主要タイトル4冠を達成したことは県民に誇りと感動を与えた。
黒井 千左
虫明焼に京焼の技術を取り入れることで、茶陶の美意識が伝えられ形成の技術・姿・格好・薄手で端正な芸風・高尚華美などその作風を求めるため山土の確保、釉薬の改良、配合の研究など長きにわたり研鑽している。伝統技法のほか、様々な新技をもちいることで各方面から高く評価されている。  平成16年瀬戸内市政施行後、「瀬戸内市文化協会」設立に尽力し、平成22年以降県美術展覧会審査委員を務めるなど地域文化の向上発展に大きく貢献した。
森野 美咲
高校生の頃から才能を発揮し山陽学生音楽コンクール3連覇し、平成27年には新進芸術家在外派遣員に選ばれ、ウィーンを拠点に西欧オーケストラとの共演を重ねキャリアを積み、海外の国際コンクールにおいて上位成績を収めている。国内においては、2018年に国内最高峰の日本音楽コンクール声楽部門1位に輝いた。また、同年9月には岡山で初のソロリサイタルを成功させるなど、この活躍は県民の誇りである。


マルセンスポーツ賞

中尾 駿一
第18回アジア競技大会水泳競技男子50m自由形3位に続き、第73回国民体育大会競泳成年男子50m自由形優勝は、県民に感動を与えた。

長迫 吉拓
5歳で地元の大会に出場して以来、全日本選手権5連覇を含む6度の優勝を飾り、2018年には男女を通じて日本勢初となるアジア競技大会自転車競技(S26’51第1回大会)33秒669での優勝は、県民に感動を与えた。

西崎 純郎
13歳で初めて馬と出会い、平成21年吉備中央町に岡山乗馬倶楽部を立ち上げ、クラブ員の指導するとともに自ら障害馬術の第一人者として活躍している。2018年静岡県で行なわれた国体(福井国体)の馬術大障害飛越に愛馬のエクスキャリバー号と出場し、嬉しい国体初優勝を飾り県民に感動を与えた。

フィレモン キプラガット
高校国際記録にあと2秒と迫る成績で平成30年度全国高等学校総合体育大会陸上競技男子3000mSCに大会記録で優勝、第69回全国高等学校駅伝競走大会3区区間賞を収めた。このことは在校生・同窓生のみならず、県民に感動を与えるとともに将来への期待をもたらした。
山根 美千義
2014年27歳のときに行われた「第69回国民体育大会」では念願の優勝を果し、その後、数々の大会で優勝を飾り、2016年の「日本カヌーワイルドウォーター選手権大会」を制し、日本ランキング1位となり、平成30年第73回国民体育大会で1位となり2年連続優勝を果す。また、国体3連覇を目指しながら、後進の育成にも力を入れていること活躍は大である。自身では国体連続優勝を果たす優秀な成績を収め、県民に感動を与えた。

マルセン文化賞

秋田 美鈴
岡山大学大学院在学中より「県展」において県教育長賞を受賞して以来、日彫展及び県展において受賞を重ね、昨年は国内最大級の公募展「日展」において、特選を受賞した。その成績は若き作家のホープであり、県民の誇りである。
大森 一樹
中学校卒業まで岡山市でバレエの練習に専念し、17歳で単身ポルトガルに留学し、表現力により一層の磨きをかけ、ベルリン国際ダンスフェスティバル3位入賞、大柄な外国人選手が居並ぶ中、高い身体能力で高く軽やかなジャンプと豪快な開脚など天性の体の柔らかさを最大限生かした躍動的なダンスで審査期間2週間にも及ぶヴァルナ国際バレエコンクール3位となる快挙を成し遂げた。この成果は県民の誇りである。
備中神楽北山社
備中神楽は、岡山県西部の備中地方一帯に伝承されている神楽であり、昭和54年2月国の重要無形民俗文化財に指定され、備中地方の秋祭りや荒神祭りで奉納され氏子により継承されてきた。少子高齢化や過疎化により伝承が危ぶまれている。こうした中、備中神楽北山社は神楽の保存普及と後継者の養成に力を注いでいる。平成28年4月には神楽専用の常設舞台とゲストハウスを開設し、ゲストハウス1階ロビーは交流スペースとしての能舞台を併設しており備中神楽の体験や公演及び魅力を広く発信している。こうした積極的な活動は、伝統芸能の保存・伝承に大きく貢献しており、地域文化の振興・啓発活動に顕著である。

藤川 翠香
国内最大級の美術の公募展「日展」において、平成27年から毎年入選を重ね、昨年は特選を受賞し顕著な成績を収めたほか、日展会友、読書書法会常任理事・審査員、日本書芸院理事・審査員、岡山県美術院審査会員、岡山県書道連盟会長、朝暘書道会理事長代行を務め、翠嵐書道会を主宰するなど、県民の書道に対する功績には顕著なものである。

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